借金で苦しんでいる時にまず考えるべきは、債務整理を扱っている弁護士事務所や司法書士事務所に相談することです。
多くの事務所が無料で相談を受けてくれますから、悩んだりあきらめたりする前に、無料相談に行ってみましょう。
債務整理には幾つかの方法がありますが、一般的には「自己破産」や「民事再生」ではなく「任意整理」になることが多いですから、ここでは「任意整理」の簡単な流れを説明します。

まず、債務整理の相談や依頼を行う前の注意点ですが、保険証や免許証、給与明細といった「現住所や収入、財産などの証明書」と、いつどこからどれぐらい借りたかをまとめたもの、あるいは契約書といった「債権者と借金に関する情報」を準備してください
特に後者は重要で、現在の状況を詳細に伝えることができれば、相談の際により的確なアドバイスを受けられますし、依頼した場合も手続きがスムーズに進みます。

依頼を行うと、いよいよ貸金業者との交渉が始まります。
この時、どの程度の期間で、いくらずつ返済するのか、という話し合いをするわけですが、分割は基本的には36回で長くても60回まで、金額は最低でも5000円ずつ、というのが一般的です。
基本的には、これ以上の回数・これ以下の金額で和解できることは無いと考えておいた方が良いでしょう。

交渉の結果、貸金業者との和解が成立したなら、そこで決まった金額を返済していくわけですが、もう一つ、事務所への報酬も忘れてはいけません。
これは事務所によって、着手金のみ必要・成功時の報酬のみ必要・その両方が必要・事務手数料が必要、など形式が異なりますが、実際の金額は「業者一つあたり数万円」というのが相場となっています。

これ以外に、事務所によっては「減額報酬」を請求されることがあります。
これは、借金総額と実際に支払う額との差額の一割から二割程度を報酬として支払う、というものです。
しかし、中には減額報酬がより安い、あるいは不要という事務所もあります。
単純に安い方が良い、というわけではありませんが、相談する事務所を比較検討する際には、この点にも注意してみると良いでしょう。